「生協の白石さん」ご存知ですか?
私は、遅ればせながら今日Yahoo!のニュースで初めてその存在を知りました。夫は、少し前、テレビで取り上げられたのを見ていたそうです。
その白石さんが、東京農工大から、今日感謝状を贈られたそうです。
すごく、有名になっておられるようですね。
白石さんは、東京農工大の生協で働いておられて、学生の一言カードへの回答を書くのを担当されているそうです。
一言カード。懐かしいですね。私の学生時代にも、生協への要望をカードで、というのがあったように記憶しています。しかし、その回答が、どこにあったのかは、知らないまま卒業してしまいました。
東京農工大は、掲示板(補講や休講のお知らせが紙に貼ってあるアレです)にその回答が貼られるそうです。
普通なら、無視される筈のいたずら書きのような質問カードにも、白石さんが、ユーモアを交えて真面目に答えられている姿勢が、現役の東京農工大生の好感を呼んでいるようです。
私も、初めて、
「がんばれ、白石さん」という、生協の白石さんが答えられている一言カード一問一答を伝えるブログを見に行きました。
白石さんが、学生に人気なのが、わかります。
ある意味、理不尽で失礼な問いに対しても、しっかり向き合っていく、大人の態度と、まじめながらもやんわりと交わす大人の余裕に、若い人は、へええっと思うのかもしれません。
この世の中、狭い視野に入るものだけを見て、答えのない場所にも答えを求めようとする人が多すぎますものね。
答えがない(=要求には答えられない)のも答え。そして、学生さんのはてなな質問を、視点を変えて捉えるやり方。なかなかのものです。
聞けば、白石さんは、私と同世代。結構な年月、自分の中の矛盾にも会社や世間の理不尽にもさらされて、磨り減ってるよといいながら、30半ばからゆっくり自分に向き合って、労わる強さを持つようになってるかもしれません。
そんなことを考えさせられる、白石さんの回答が、なんと、本になるそうです。11/2に発売だそうです。
生協の白石さん
白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん
amazon↑でも、e-honでも、楽天ブックスでも、取り扱ってます。
秋の夜長に、紅茶片手にゆっくり読んで、笑いながら自分ならどう答えるか、考えてみるのも面白いんじゃないでしょうか?
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