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歌舞伎の楽しみ方と本色々
歌舞伎のステージは、昼の部と夜の部があります。
昼の部は大抵11時ごろから、夜の部は夕方4時半頃から9時過ぎまで、非常に長いステージです。
南座の吉例顔見世興行の場合は、昼の部は、10時半開演、夜の部は午後4時45分開演になってます。
ですので、おしゃれもいいのですが、狭い席で、長く観るには、動くのが楽な格好のほうが、いいです。

また、足元にあまり荷物を置けませんので、ロッカーや受付など荷物を預かってくれるところに預けておいて、手元に小さなかばんと、プログラムの説明が書いているパンフレット(大体1500円くらい)を手に、楽しむのがよいと思います。

歌舞伎の楽しみ方ですが、歌舞伎って、創作歌舞伎でなければ、セリフも昔の言葉(高校で習った古文ほど時代は古くないですが)ですし、聞いていても、何と話しているのか、わからないですよね。

それに、役者さんが見得を切ったり、花道で踊ったり、どういう所が見所なのか、よくわからなかったりしますし、何より、歌舞伎の演目のあらすじを知らないことには(パンフレット読めばいいんですが)、非常に理解するのは難しそうです。

私たち夫婦の場合もそうでした。
最初に二人で行った義経千本桜ですが、イヤホンガイドにより、こうした不安が解消されて、ものすごく楽しめたんです。

イヤホンガイドは、600円で借りられます。借りるときには保証金の1000円を別に払いますけれど、返したときにそのお金は返ってきます。
このイヤホンガイドの説明は、おそらく、ガイドの方も、演劇を見ながら、そのタイミングに合わせて、解説をしてくださっているのではないかと、思うぐらい、上演内容に、ピッタリのタイミングで絶妙の内容です。

例えば、幕が開きますと、舞台の設定(山の中か、街か、など)や、物語の背景や、これからの幕が、どういう話の、どんな部分についてなのか、見所は?登場人物のどんな場面なのか、などを、舞台に主な登場人物たちが現れてくるまでに、解説してくれます。ですので、肝心の見せ場は、自分も舞台に集中できます。

例えば、浄瑠璃の歌の意味などは、実際の浄瑠璃の三味線だけが鳴っている最中に、その時代の浄瑠璃の重要性や、なぜ、この場面でわざわざ歌が入るのか、そして、それには、どんな意味が隠されているのか、などを教えてくれますし、場面が変わる時には、先の舞台の仕掛けや、それがいつの時代から作られたのかや、どんな作品で、そうした舞台が組まれるようになっているのか、など、興味を持つように、舞台の流れに沿って、教えてくれます。

私たちが最初に見た義経千本桜は、夜の部の最後に宙吊りがありますが、昼と夜を通して、一つの物語になっている通し狂言でした。私たちは夜の部だけ観たのですが、最初、舞台が始まったとき、イヤホンガイドは、既に昼の部で演じられた、物語の途中までのあらすじを解説してくれ、次の幕がどんな登場人物達が絡むどんな物語なのか、教えてくれました。

義経千本桜は、源義経が頼朝に追われ、途中静御前と離れて、逃げていく物語ですが、幕によっては、物語全体の中心人物とは、全く違う町人や旅人が主な登場人物になります。

イヤホンガイドの説明は、こうした物語の違いやみどころ、時には歴史や役者、楽器の話など、多岐にわたるので、歌舞伎の芝居自身も、その解説も、とても楽しめます。これのおかげで、私達は歌舞伎ファンになれたといっても過言ではありません。

あと、歌舞伎の本ですが、私達は、歌舞伎の入門を含めたマンガを何冊か持ってます。こちらです。



マンガ歌舞伎入門〈上〉
松井 今朝子
4582287077

マンガ 歌舞伎入門〈下〉
松井 今朝子
4582287123



あと、四谷怪談を書いた、鶴屋南北作の、桜姫東文章や、鳴神、加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ:女版忠臣蔵とも言われる)などを木原敏江さんが、マンガに書いておられます。

4253172423花の名の姫君木原 敏江 Amazonで詳しく見る by G-Tools

一度、桜姫東文章や、加賀見山旧錦絵を通し狂言でみてみたい、と思っております。

年末年始は、日本の文化に触れるつもりで、歌舞伎を楽しんでみてください。
| 趣味芸術 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
歌舞伎がユネスコの無形文化遺産に
昨日、テレビをみていましたら、「歌舞伎がユネスコの無形文化遺産になることに決定した」というニュースが流れておりました。

ほんとに、喜ばしいことです。
テレビでは、東京歌舞伎座の公演を見に行かれてるお客様たちの「喜ばしい、外国の方に日本の文化を見てもらいたい。」というコメントを映しておりましたが、私は、外国人より、日本人の私たちこそ、この面白い大衆演劇を楽しむべきではないかしら、と思ってます。
かくいう私も、歌舞伎を楽しむようになったのは、数年前からなんですが。

皆さんは、歌舞伎、観られた事、ありますか?

私の場合、高校のとき、授業の一環として、地方巡業に来られていた、片岡仁左衛門さん一門(松嶋屋)の歌舞伎講座を、市民センターで観たのが最初でした。

当時観たのは、有名な仮名手本忠臣蔵。

忠臣蔵と名をつけてはいるものの、当時、江戸幕府では、いわゆるお家スキャンダルをフィクションとはいえ、そのまま演劇や本にするのはご法度。
なので、鎌倉幕府に舞台を変えて、登場人物の名前を変え、太平記などから題材を取った架空の恋物語なども入れた大演劇になっています。

デジタル文化ライブラリで見るなら、こちらです。>>仮名手本忠臣蔵

当時、この演劇のあらすじや、時代背景を片岡我當さんや片岡秀太郎さんが、幕間に説明してくださり、あらすじの重要な幕を選んで、上演されました。高校生の授業であったにも関わらず、非常に面白く、丁寧に演じてくださって、感動したのをよく覚えています。

当時、十五代片岡仁左衛門さんは片岡孝夫さんで、腰元→遊女に変化するお軽を坂東玉三郎さんが、大石内蔵助(歌舞伎では大星由良之助)の息子力弥の恋人小浪を当時の片岡孝夫さん(十五代仁左衛門)が演じておられました。

仮名手本忠臣蔵では、吉良上野介は、高師直になっており、この役を先代の片岡仁左衛門さんがされておりました。

追い詰められた炭小屋で、すうっと立った時の先代片岡仁左衛門さん演じる高師直は死を覚悟した端正な迫力があり、強欲でずる賢いようでいて、最期はやはり品位と身分のある人物特有の「近寄りがたさ」がにじみ出てました。そこだけ空気の流れる早さも冷たさも違う。

すごいな、この人、うまいな、と思って、帰ってから母に話したら、「そりゃ、人間国宝だもの。」と言われ、なるほど、と納得したのをよく覚えています。今でも、あの独特の高師直の立ち姿を思い出せるくらいです。

それが私の最初の歌舞伎体験でした。

それから、長い時間が流れ、結婚前、「一度行ってみたい。」という夫と一緒に、初めて自分でチケットをとって、二回目の歌舞伎にいきました。

私たちが、チケットを取って、歌舞伎に行き、楽しめたのは、ひとえに、こちらのサイトに紹介されていた方法で、楽しんだからです。↓

『映画を見るように、歌舞伎を観よう!らくらく歌舞伎

こちらには、歌舞伎が見れる劇場、チケットの予約方法、お薦めの席の取り方、服装(娯楽で時間がながいので、疲れない格好が一番)、楽しみ方(お弁当や、イヤホンガイド!!これが必須です!)など、紹介されてます。

そして、このサイトの説明どおりに、市川猿之助さんの義経千本桜(宙吊りスーパー歌舞伎!)を選んで、観にいきました。

それから、私たち夫婦の歌舞伎観劇が始まりました。
殊に、2年前?の尾上松禄さんの襲名披露の時は、南座の吉例顔見世興行に行き、一階席横の席に座っておられる、芸舞妓さんや踊りの師匠、御茶屋のおかみさんらしき方々の美しい着物姿を横目で見ながら、歌舞伎十八番の演目、口上を観て、非常に感動しました。

あの時は、勧進帳の安宅の関の幕が上演されて、弁慶は現在入院療養中の市川團十郎さん、義経は尾上菊五郎さん、問い詰めて弁慶に勧進帳を読ませた富樫は片岡仁左衛門さん、と東西の大物スターが勢揃いする一幕で、大興奮しながら、イヤホンガイドを聞きつつ鑑賞しておりました。

最近は、スターの襲名が相次ぎ、行きたいのですけど、人気がすごすぎて、予約ができません!
海老蔵さんも、勘三郎さんもダメでした。
勘三郎さんの大阪松竹での公演なんて、チケット発売開始の次の日にはもう、全日分完売でした(T_T) 発売開始日なんて、電話がつながりません。

今年最期の南座の吉例顔見世興行は、歌舞伎発祥の上方歌舞伎の初期スター、坂田藤十郎さんの名を、中村鴈治郎さんが襲名される襲名披露公演です。彼は、扇千景さんのだんな様であり、中村玉緒さんの兄上でもあります。

演じられるのは、いずれも上方歌舞伎の和事の演目ばかり。近松門左衛門の曽根崎心中は、初めてなので、行きたいんですよね。
一応近松門左衛門の生まれ故郷に住む身としては。

でも、うちの夫は「まだ予定は、わからない。」
年々、チケット取りにくくなってるのに!!

30日からこの顔見世興行始まります。
これが始まると、一気に年の瀬、という感があります。
まだ、紅葉散策に行ってない身としては、もう少し、ゆっくり晩秋を楽しみたいんですけどねぇ。。 時間は待ってくれないです。

歌舞伎、行ったことないけど、観てみたい、という方は、ぜひ、チケット予約して、初体験してみてください。お薦めです
| 趣味芸術 | 11:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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